【記事18030】新潟・長野 震度6強 8人死亡、902人けが 2人不明 多数の家屋倒壊 柏崎原発で火災 微量の放射能含む水、海へ(毎日新聞2007年7月17日)
 

※以下は上記本文中から重要と思われるヶ所を抜粋し、テキスト化したものである

 東京電力柏崎刈羽原発(1〜7号機、新潟県柏崎市・刈羽村)では、稼働中だった2、3、4、7号機が自動的に緊急停止した。地震発生直後の午前10時15分ごろには、3号機のタービン建屋に隣接した変圧器から火がでているのを、同社員が発見。約1時間後に駆けつけた消防署員が化学消火剤で消したが、約2時間にわたり黒煙を上げ続けた。同社は6号機から微量の放射能を含んだ水約1.2トンが、海水中に放出されたと発表した。地震によりこのような事態が起きたのは例がないという。
 同社と経済産業省原子力安全・保安院によると、同原発から中越沖地震の震央までの距離は約9キロ。国内では最も原発の近くで発生した大地震とみられる。

KEY_WORD:気象庁:「平成19年(2007年)新潟県中越沖地震」:能登半島地震:気象庁の宇平幸一地震津波監視課長:東京電力柏崎刈羽原発:経済産業省原子力安全・保安院:安倍晋三首相:溝手顕正防災担当相:CHUETSUOKI: