【記事18330】柏崎原発沖・地質調査問題 現在の知見なら断層 東電会見(新潟日報2007年11月16日)
 

※以下は上記本文中から重要と思われるヶ所を抜粋し、テキスト化したものである

 東電は、同原発2、5号磯と3、4号磯の増設に伴い、七九、八〇、八五年に延べ千六百七十キロ分の調査を実施。周辺海域に一つの活断層と三つの断層があると評価していた。
 寺沢部長は調査について「当時の基準では(地層が波形に曲がる)褶曲構造などは断層と扱わないこととしていた。当社としては、評価は当時の知見に基づき最善を尽くしたと考えている」と強調した。
 一方、「(一九九一年の)6、7号機の設置許可以降は褶曲構造と断層との関連性が検討されるようになった」として、昨年改訂された耐震設計審査指針に沿い、地震後に東電が行った海域の地質調査について評価する中で褶曲構造と断層との関連を評価するとした。

KEY_WORD:中越沖地震:東京電力柏崎刈羽原発:寺沢徹哉広報部長:褶曲:改訂された耐震設計審査指針:CHUETSUOKI: