【記事18795】揺らぐ安全神話 柏崎刈羽原発 閉ざされた扉<3> 原子力産業の実相 二つの神話 傷が付いても「新品」(新潟日報2008年6月19日)
 

※以下は上記本文中から重要と思われるヶ所を抜粋し、テキスト化したものである

 原発業界には、二つの神話が存在してきた。
 東京電力で副社長を務めた竹内哲夫(74)は、その一つを「抱腹絶倒の神話」と表現する。
 どんな設備も機器も老朽化し、傷ついていくというのが常識だ。「なのに原子力部門の社員『原発ではいつも新品同様』と言い張っていた」
 東電で火力発電担当の幹部だった1990年代。竹内はそんな「新品神話」が原子力部門に伝わっていることに強い違和感を覚えたという。

KEY_WORD:東京電力で副社長を務めた竹内哲夫:「抱腹絶倒の神話」:「新品神話」:東電によるトラブル隠し:「維持基準」:東京大大学院教授の班目春樹:佐々木宜彦:京都大名誉教授で京大原子炉実験所長を務めた柴田俊一:「安全神話」:CHUETSUOKI: