[2021_07_28_01]敦賀原発、審査中断議論へ 地質データ書き換えで 規制委(時事通信2021年7月28日)
 
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敦賀原発、審査中断議論へ 地質データ書き換えで 規制委

 日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県)の再稼働に必要な審査をめぐり、地質データに書き換えが見つかった問題で、原子力規制委員会は28日、審査を中断すべきかどうか、次回8月18日の定例会合で議論することを決めた。
 書き換えがあったのは、原発敷地内のボーリング調査で得られた地質情報を書いた「柱状図」。原電は改ざんの意図はなかったと説明したが、規制委事務局の原子力規制庁は同社本社の立ち入り検査を行うなど、事実関係の確認を進めている。
 28日の定例会合で、規制庁の中間報告を受けた地震担当の石渡明委員は「資料の適切性に疑問がある以上、このまま審査を続けていいのか」と指摘。更田豊志委員長も、検査で再発防止策が確認されるまで、審査を中断すべきかどうか改めて議論する意向を示した。
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