[1995_02_08_01]原発・再処理工場の耐震性 見直しに多い課題 施設 縦揺れ対策や老朽化 立地 活断層の特定が難題 敦賀半島と下北半島の原子力施設と活断層(朝日新聞1995年2月8日) |
福井県の敦賀半島は、日本原子力発電の敦賀発電所(二基)と動力炉・核燃料開発事業団(動燃)の新型額換炉「ふげん」、高速増殖原型炉「もんじゆ」などが集中しているが、周辺には断層も多い。
敦賀発電所の敷地内には活断層の浦底断層が通っているが、さらに北東にある長さ二十キロの甲楽城(かぶらぎ)断層が動いた方が影響が大きいことがわかった。日本原電は「過去五万年動いていないので、活動度は高くないが、1、2号機とも、この断層が動いても十分耐えられることを確認している」という。 |