[2012_04_25_01]敦賀原発 炉下断層に問題 廃炉も 保安院、適格性を疑問視(東奥日報2012年4月25日)
 
 日本原子力発電敦賀原発1、2号機(福井県)の敷地を通る活断層「浦底(うらぞこ)−柳ケ瀬山断層帯」(浦底断層)は少なくとも全長35キロあり、マグニチュード(M)7.4程度と従来の想定の2倍以上に当たるエネルギーの地震を起こす可能性が高いことが5日、産業技術総合研究所の杉山雄一主幹研究員らの調査で分かった。(中略)
 敦賀原発の敷地内は、全長35キロ以上に及ぶ活断層「浦底(うらぞこ)−柳ケ瀬山断層帯」(浦底断層)が通っている。さらに敷地内には1,2号機の原子炉建屋の下などを含め、軟弱な断層「破砕帯」が約160ある。同日、保安院とともに調査した専門家らは「破砕帯は、地層の特徴から新しい時代に動いた可能性が高い」と指摘した。

KEY_WORD:原発直下の断層_活断層の疑い_:TSURUGA_:経済産業省原子力安全・保安院:日本原子力発電:浦底うらぞこ―柳ヶ瀬山断層帯浦底断層:破砕帯:日本原子力研究開発機構: