[2018_08_21_01]<北海道>泊原発で有識者らが視察 活断層の判断時間かかる(HTB北海道テレビ2018年8月21日)
 
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<北海道>泊原発で有識者らが視察 活断層の判断時間かかる

 再稼働を巡って国の審査が続く北電の泊原発についてです。道の原子力専門有識者会合のメンバーが20日と21日、視察しました。
 6年前の2012年から動いていない泊原発について、北電は早く稼働させたい意向ですが、なかなか審査が通りません。主な理由の1つが敷地内の断層の評価です。国は12万年から13万年前以降に活動した可能性がある断層を活断層と定義しています。北電は敷地内の断層はこれよりもっと古いもので活断層ではないとしていますが決め手に欠き、審査が長期化しています。20日から2日間の日程で視察を行った有識者会合のメンバー5人は、国による泊原発の審査内容や安全対策について、道にアドバイスを行うために選ばれた原子炉や地質などの専門家です。20日は周辺の地層を視察し北電側から施設内の地層が活断層ではないとする根拠について説明を受けました。この説明に対し専門家から質問が飛ぶ場面もありました。有識者会合の川村信人さんは「どのような根拠から判断したかお聞きした。今後、国が結論を出すには時間はかかると思う」と活断層か否かの判断にはまだ時間がかかるとの見通しを語りました。

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