[2016_04_04_01]原子力防災訓練 冬季に変更要請 北海道知事、担当相に(東奥日報2016年4月4日)
 北海道の高橋はるみ知事は3日、丸川珠代原子力防災担当相と札幌市の知事公館で会談し、今年秋ごろに北海道電力泊原発(北海道泊村)で実施予定の原発事故を想定した国の原子力総合防災訓練を、冬季に変更するよう要請した。
 会談は非公開で実施。高橋知事は会談後、報道陣に「どうせ北海道でやるからには冬の厳しい時期を想定した訓練にしてほしい」と述べ、暴風雪などを想定した訓練を要請したと明らかにした。
 丸川氏は「できるだけ多くの方が訓練に参加することが実効性を上げるために重要。時期は北海道や地元の皆さんと相談して決めたい」と述べた。
 丸川氏は2日に泊原発を視察。原発の周辺4町村の首長と原子力防災について意見交換した。
 北海道電は、泊原発1〜3号機の再稼働に向けた審査を原子力規制委員会に申請している。高橋知事によると、会談で泊原発の再稼働は話題にならなかったという。
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