[2016_07_27_03]泊3号機審査終盤へ 規制委が再開 耐震評価進む(東奥日報2016年7月27日)
 原子力規制委員会は26日、北海道電力泊原発3号機について、施設面の安全対策の審査を1年10カ月ぶりに再開した。基準地震動(耐震設計の目安となる揺れ)や、想定される最大規模の津波を踏まえた北海道電による施設の耐震性評価や津波対策の検討が進んだためで、審査は終盤に入る。
 この日の審査会合で北海道電は、防潮提が設置されている埋め立て地が地震で液状化しないかどうかや、重大事故発生時の初動体制を今後、説明していく考えを示した。
 現在、規制委が審査中の原発では、老朽原発の関西電力美浜3号機(福井県)のほか、泊3号機と九州電力玄海3、4号機(佐賀県)の審査が進んでいる。
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