[2020_07_30_04]再浄化、9月以降に試行へ 福島第1のタンク内処理水 東電(時事通信2020年7月30日)
 
参照元
再浄化、9月以降に試行へ 福島第1のタンク内処理水 東電

 東京電力福島第1原発で発生している汚染水を浄化した処理水について、東電は30日、取り除くことができないトリチウム以外の放射性物質濃度を基準値以下にする「二次処理」(再浄化)を9月以降に試行すると発表した。
 処理水をめぐっては、政府の小委員会が海洋放出と水蒸気放出を「現実的な選択肢」とした報告書を公表している。
 東電によると、タンクにたまっている約120万トンの処理水のうち、約7割が基準値を上回るため、放出する場合には浄化装置に再び通し、トリチウム以外の放射性物質濃度を下げる必要がある。
 試行では濃度が基準の100倍以上の処理水2000トンを2週間程度かけて浄化。その後3、4カ月かけて浄化後の測定や装置の性能確認などを行う。
KEY_WORD:汚染水_:FUKU1_:汚染水タンク_: