噴火警戒レベル(講演資料#21/84)
 
【島村】噴火警戒レベルは一般的に学問的な裏付けはなくて、「経験と勘」だけなんです。経験というのは、例えば、群馬県と長野県の境にある浅間山、鹿児島県の桜島は、観測を始めてから、数10年以内に90回以上噴火、そういう所は経験がある。一方、富士山や箱根は、噴火したのは随分と昔でありまして、そういう意味で経験が非常に少ない。
【補足】
・気象庁HPの「噴火警戒レベルの説明」の中に「噴火警戒レベル」という各噴火レベルに関する対象範囲・レベルとキーワード・説明等がある。