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地震調査委員会の 評価レポート に記載の震央分布図
※元図に2月13日の地震震央(青丸)と女川原発(黒丸)を加筆した。


 
●初めに
 
 2021年3月20日に宮城県沖で地震が発生しました。マグニチュードは6.9、最大震度は5強でした。牡鹿半島近傍で発生した地震ですので、以降は牡鹿半島沖地震と呼ぶこととします。当会(地震かよくわかる会)は、この地震に関する記事(3月20日〜21日:18件)の一覧を作成しました。記事は時系列昇順になっているので、情報が追加・更新されていくことがわかるかと思いますので、当日は忙しくて、報道をチェックできなかった方でも、これを見ると、おおよその事がわかるかと思いますので、よろしかったらご覧下さい。

●記事一覧(2021年3月20〜21日:記事総数18件)

 
(1)宮城県で震度5強
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20日午後6時9分ごろ地震がありました。現在、震度4以上が観測されている地域は以下のとおりです。▼震度5強が、宮城県北部、宮城県南部、宮城県中部。
 
宮城県で震度5強 NHK  2021/03/20

 
(2)宮城県で震度5強の地震 津波発生のおそれ
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地震の概要
 20日午後6時9分頃、宮城県で最大震度5強を観測する地震が発生しました。震源地は宮城県沖(北緯38.4度、東経141.7度)で、震源の深さは約60km、地震の規模(マグニチュード)は7.2と推定されます。
 この地震により津波が発生するおそれがあります。詳しくは津波情報を確認してください。
 
宮城県で震度5強の地震 津波発生のおそれ 日本気象協会  2021/03/20

 
(3)宮城県で震度5強 M7.2 宮城沿岸に津波注意報
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20日午後6時9分ごろ、宮城県で最大震度5強を観測する地震があった。震源は同県沖で、震源の深さは約60キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は7・2と推定される。気象庁は、同県沿岸に津波注意報を出した。
 
宮城県で震度5強 M7.2 宮城沿岸に津波注意報 毎日新聞  2021/03/20

 
(4)東北新幹線 大宮駅〜八戸駅間の上下線 運転見合わせ
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JR東日本によりますと、この地震の影響で東北新幹線は現在、大宮駅と八戸駅の間の上下線で運転を見合わせているということです。
 
東北新幹線 大宮駅〜八戸駅間の上下線 運転見合わせ NHK  2021/03/20

 
(5)3月20日18時09分頃に発生した地震の影響について
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20日 18時09分頃に発生した地震の影響につきまして、これまでのところ、女川原子力発電所および東通原子力発電所の安全設備に異常は確認されておりません。なお、新仙台火力3−1号系列が自動停止しております。
 
3月20日18時09分頃に発生した地震の影響について 東北電力  2021/03/20

 
(6)令和3年3月20日18時09分頃の宮城県沖の地震について
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地震の概要
検知時刻(最初に地震を検知した時刻) 3月20日18時09分
発生時刻(地震が発生した時刻) 3月20日18時09分
マグニチュード 6.9(暫定値;速報値7.2から更新)
場所および深さ 宮城県沖 深さ59km(暫定値;速報値約60kmから更新)
発震機構 西北西−東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型
※今回の地震は「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」の余震と考えられます。
 
令和3年3月20日18時09分頃の宮城県沖の地震について 気象庁  2021/03/20

 
(7)宮城県で地震 石巻市役所「下から縦揺れ」
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宮城県で地震が発生しました。石巻市役所の担当者によりますと、「地鳴りしたかと思ったら、一気に、時間がたたないうちに、下から突き上げるように縦揺れがあった。15秒ぐらいの揺れが続いた」ということです。自動でエレベーター停止
 
宮城県で地震 石巻市役所「下から縦揺れ」 日テレ  2021/03/20

 
(8)震度5強の地震 マグニチュードと深さを修正 気象庁
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宮城県で震度5強の揺れを観測した地震について、気象庁は観測データを詳しく解析した結果、▽地震の規模を示すマグニチュードを7.2から6.9に、▽震源の深さを60キロから59キロにそれぞれ修正しました。
 
震度5強の地震 マグニチュードと深さを修正 気象庁 NHK  2021/03/20

 
(9)気象庁会見「今後1週間程度 震度5強程度の揺れ注意」
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午後6時すぎ、宮城県で震度5強の揺れを観測した地震について、気象庁の鎌谷紀子 地震情報企画官は午後8時すぎから記者会見を開き「揺れの強かった地域では、落石や崖崩れなどの危険性が高まっている。
 
気象庁会見「今後1週間程度 震度5強程度の揺れ注意」 NHK  2021/03/20

 
(10)宮城県で震度5強、7人けが 新幹線に影響
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20日午後6時9分ごろ、宮城県で最大震度5強の地震があった。気象庁によると、震源地は宮城県沖(牡鹿半島の北東20キロ付近)で震源の深さは59キロ。地震の規模はマグニチュード(M)6.9と推定され、東日本大震災の余震とみられる。
 
宮城県で震度5強、7人けが 新幹線に影響 共同通信  2021/03/20

 
(11)宮城県沖で強い地震 東北新幹線など運転見合わせ JR東日本ほか運転状況
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JR東日本における宮城県沖地震の影響2021年3月20日(土)18時09分ごろ発生した宮城県沖を震源とする地震の影響で、18時53分現在、JR東日本は以下の路線で運転を見合わせています(23:15最終更新)。
 
宮城県沖で強い地震 東北新幹線など運転見合わせ JR東日本ほか運転状況 乗り物ニュース  2021/03/20

 
(12)宮城県沖の地震、東日本大震災と同じ「逆断層」型…気象庁「今後1週間は震度5強の揺れに注意」
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 宮城県沖を震源に20日発生したマグニチュード(M)6・9の地震について、気象庁は陸側の岩板(プレート)と、その下に沈み込んだ海側のプレートとの境界で起きた「逆断層」型と発表した。東日本大震災(M9・0)と同じタイプで、2月13日に福島県沖で発生した地震(M7・3)とはメカニズムが異なる。
 今回の地震が大きな津波を伴わなかったのは、エネルギーが東日本大震災の約1400分の1で、2月の地震と比べても約4分の1と小さかったためだ。震源が59キロ・メートルと比較的深く、海底が大きく変形しなかったことも幸いだった。
 
宮城県沖の地震、東日本大震災と同じ「逆断層」型…気象庁「今後1週間は震度5強の揺れに注意」 読売新聞  2021/03/21

 
(13)宮城で震度5強、石巻などで9人けが M6.9、一時津波注意報
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気象庁は県沿岸部に1メートルの津波が予想されるとして、津波注意報を発表したが、約1時間20分後に解除した。同庁によると、明確な津波は観測されなかった。
 宮城県への津波注意報の発表は、2016年11月22日の福島県沖が震源の地震で出た津波警報・注意報以来、約4年4カ月ぶり。
 
宮城で震度5強、石巻などで9人けが M6.9、一時津波注意報 河北新報  2021/03/21

 
(14)避難の車で各地渋滞、多くの住民が高台へ
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 岩沼市でも道路が混雑した。震災被災者らが集団移転した玉浦西の町内会役員小林達夫さん(55)は「車で内陸に向かった人がいたが、大渋滞だったそうだ。車避難の在り方を考えないといけない」と困惑した表情で語った。
 
避難の車で各地渋滞、多くの住民が高台へ 河北新報  2021/03/21

 
(15)また強震で募る不安 JRの運転再開待ち、仙台駅混乱
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 県内では新型コロナウイルスの感染拡大が続き、県と仙台市が18日に独自の緊急事態宣言を出したばかり。感染症指定医療機関の仙台市立病院(太白区)では地震の発生直後、職員が次々と集まり、救急患者の受け入れ態勢を整えた。
 
また強震で募る不安 JRの運転再開待ち、仙台駅混乱 河北新報  2021/03/21

 
(16)JR東日本、地震の影響で東北エリアの一部区間で運転見合わせ
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JR東日本(東日本旅客鉄道)は、3月20日18時過ぎに宮城県沖で発生した最大震度5強の地震の影響で、東北エリアの一部区間で運転を見合わせている。
 
JR東日本、地震の影響で東北エリアの一部区間で運転見合わせ Impress  2021/03/21

 
(17)「同程度の地震に警戒を」仙台管区気象台が呼び掛け 宮城・震度5強
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宮城県で最大震度5強を観測した地震を受け、仙台管区気象台は20日夜、記者会見を開き、「今後1週間ほどは最大で震度5強程度の地震が発生する可能性がある」と警戒を呼び掛けた。
 
「同程度の地震に警戒を」仙台管区気象台が呼び掛け 宮城・震度5強 河北新報  2021/03/21

 
(18)宮城 震度5強 女川原発のプールに落下物
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 女川原発が立地する石巻市では、20日の地震で震度5強を観測しました。東北電力によりますと、この地震により、3号機の原子炉建屋の使用済み燃料プール内と最上階の床面に点検用の足場の部材とみられる金属片がそれぞれ1個ずつ落下しました。
 床面に落ちていた金属片の大きさは縦5センチ、横3.5センチ、厚さ5ミリ。プール内に落ちた金属片の正確な大きさは分からないものの、小さいということです。
 
宮城 震度5強 女川原発のプールに落下物 TBS  2021/03/21
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