戻る ●2022年3月16日 宮城福島県地震(M7.4 最大震度6強) 戻る
 
※文中の赤色下線は当会(地震がよくわかる会)の加筆です。

東奥日報 2022/03/17
 

○印象的な文・発言のアイコン
( 日テレ 2022/03/17 )

○記事一覧

( 1 ) 日テレ 2022/03/17 【解説】宮城・福島で震度6強 “2分前”にも震度5弱 専門家に聞く
 「今回の地震は16日午後11時36分に福島沖で発生しました。地震の規模を示すマグニチュードは7.4。そして震度6強を観測したのは、福島県相馬市、南相馬市、国見町、宮城県の登米市、蔵王町です。 NNNのまとめでは、福島県の相馬市で、避難中の60代男性が亡くなりました。また、宮城県では登米市と七ヶ浜町で高齢男性が合わせて2人亡くなりましたが、いずれも地震との関連は、調査中としています。これまでに福島県では17日午後3時時点で69人がケガ、宮城県では午後3時半時点で96人が病院に搬送されたということです。
 そして交通網にも大きな被害が出ています。東北自動車道の下りでは、国見インターチェンジから白石インターチェンジの間に複数の亀裂が確認され、通行止めとなっていましたが、17日午後3時半、解除されました。
 また、宮城県では走行中の新幹線が脱線しました。脱線したのは、東北新幹線の下り列車『やまびこ223号』で、白石蔵王駅まであと2キロほどの場所でした。
 JR東日本によると、営業運転中の新幹線が脱線したのは、2004年の中越地震で脱線した上越新幹線以来、2回目です。復旧について、JR東日本は『1日2日のレベルでの復旧は難しい』と話しています。」

( 2 ) 共同通信 2022/03/17 福島第1原発でプール冷却停止 敷地内タンクずれも
 宮城県と福島県で震度6強を観測した地震で、東京電力は17日、福島第1原発2号機の使用済み核燃料プールの冷却を停止した。
 第1原発では、汚染水を敷地内で保管するタンク1基がずれていた。

( 3 ) 毎日新聞 2022/03/17 1号機 燃料デブリの調査を中断 震度6強
 16日夜に宮城、福島両県で震度6強を観測した地震で、原子力規制委員会の事務局を担う原子力規制庁は同日、警戒事態の態勢に入った。
 5号機のプールの冷却システムも一時停止した。処理水や汚染水を保管しているタンク計85基にずれが見つかったが、水漏れは確認されなかった。タンクの基礎部分は、揺れに伴って動くことで転倒を防ぐ設計になっている。

( 4 ) NHK 2022/03/17 1号機 格納容器圧力低下 放射線量に変化なし
( 5 ) NHK 2022/03/17 福島第一原発と第二原発 新たな異常ないか確認中 東電
( 6 ) 東京新聞 2022/03/18 コンテナ倒れ タンク横ずれ 増える放射性廃棄物が地震でリスクに
 約1000基ある処理水を保管するタンクでは、85基で横ずれが確認され、一部は放射能濃度が比較的高い浄化途中の水が入っていた。タンクは損傷を防ぐために地面に固定しておらず、ずれは想定内だが、タンク間をつなぐ配管が損傷すれば漏えいの恐れがある。昨年2月の地震でも多くのタンクがずれ、今回も複数地点で漏水が見つかった。

( 7 ) 河北新報 2022/03/18 保管タンク85基ずれる 冷却一時停止
( 8 ) 福島民報 2022/03/23 格納容器の水位低下 地震で損傷拡大か1号機 東電発表
 東京電力は、福島県沖を震源とした最大震度6強の地震の発生前後で、福島第一原発1号機の原子炉格納容器内の汚染水の水位が約40センチ低下したと22日、発表した。格納容器の損傷箇所が地震の影響で広がり、原子炉建屋内に漏れ出る水量が増えた可能性があるとしている。

( 9 ) レスキュ 2022/04/11 東日本大震災から11年1か月
 ◆食品
・3月25日、農林水産省は福島県産農産物の実態調査の結果を公表した。重点6品目(米、牛肉、桃、あんぽ柿、ピーマン、ヒラメ)について、出荷量は、震災以前の水準まで回復していないが、価格差は、全国平均と比べて徐々に縮小していることがわかった。

( 10 ) 東奥日報 2022/07/28 福島第1・処理水タンク地震計 廃炉工程優先で設置 規制委批判
 今年3月に福島県で再び最大震度6強を記録した地震では、処理水を保管するタンク計約160基がずれ動いた。だが地震計は近くのパイプと接触し、正確な揺れを記録できなかった。

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