戻る ●2018年2月7日 汚染水処理装置(サリー)が停止 原発事故後初 戻る
 
※文中の赤色下線は当会(地震がよくわかる会)の加筆です。

東京電力 2020/6/18
 

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( 福島民報 2018/02/08 )

○記事一覧

( 1 ) 福島民報 2018/02/08 汚染水処理が停止 原発事故後初 変圧器に異常か 第一原発
 東京電力は7日、福島第一原発の建屋地下にたまる高濃度汚染水から放射性セシウムなどを取り除く処理装置「サリー」が停止したと発表した。セシウム除去は2台の処理装置で実施しているが、もう1台の「キュリオン」は点検作業中のため使用できない。セシウムを除去しなければ大半の放射性物質を取り除く多核種除去設備(ALPS)に移送できない仕組みになっており、セシウム吸着装置の停止によって汚染水処理が止まったのは原発事故後初めて。
 汚染水処理が3日間停止すると、実施計画で定めた運転上の制限を逸脱するため、原子力規制庁に報告しなければならない規定となっている。

( 2 ) FACTA 2018/06/29 更田原子力規制委が東電に迫る「踏ん切り」
 東電と国はセシウム吸着装置としてフランス製「アレバ」、アメリカ製「キュリオン」、そして国産の東芝製「サリー」と次々に新装置を開発してセシウムを分離することに成功する。その2年後には決定打として62種類もの核種を取り除く世界初の多核種除去設備「アルプス」、さらに1年半後に「高性能アルプス」を導入し、最大の危機を脱したかに見えた。しかし最後にどうしても取り除けない63番目の核種、放射性物質トリチウムが残った。かくして1F敷地内にトリチウム水を貯めた巨大なタンクが約1千基も林立し、実に100万tもの処理済水が貯蔵されるに至った。

( 3 ) 毎日新聞 2019/05/13 処理水、迫る限界 タンク容量あと5年
( 4 ) 共同通信 2019/05/14 原発の汚染水抑制へ対策継続を 福島第1の政府対策委
( 5 ) 河北新報 2020/03/09 巨大タンク密集 処理水保管の限界迫る
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