[2016_10_06_03]復水器内汚染水 500トン移送を開始 福島原発第1号機(東奥日報2016年10月6日)
 
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 東京電力は5日、福島第1原発1号機のタービン建屋内の復水器に残る高濃度汚染水約500トンの抜き取りを開始した。11月末までに約250トンに減らし、放射性物質も3割に減少させる計画。1〜4号機建屋地下の汚染水は計約6万8千トンで、含まれる放射性物質の約8割が、1〜3号機タービン建屋内の復水器に残る計約2千トンに集中している。
 東電によると、汚染水はポンプでくみ上げて廃棄物処理建屋に移送した後、水を注入して薄める。作業は2、3号機でも順次実施する。1〜3号機タービン建屋内の復水器には、事故直後に移送された高濃度汚染水約2千トンが残され、処理が手つかずのままだった。
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