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福島県福島市では抗議デモ（福島第一原発・処理水）海洋放出へ１３日にも決定
　ＪＲ福島駅前で行われた抗議デモには約３０人が参加し、海洋放出以外の方法で処理水を処分するよう訴えた。
ふくしま復興共同センター・斎藤富春代表委員：「風評被害を助長するような、そういう判断をすること自体、私は理解できない」

汚染水を処理した後の水が増え続けている、福島第一原発。
　その処分について国の専門家会議は基準以下の濃度に薄め、海に放出する方法が「より確実」との報告書をまとめていて、菅総理は全漁連の岸会長などと面談し「海洋放出」に向けた最終調整を進めてきた。

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　１０代：「処理水を（海に）出したっていう事実は県外に知れ渡って、それは結局“福島の魚食べたくない”みたいな風評被害に繋がったりするので、あんまやってほしくないなっていうふうに（思う）」
７０代：「他の国でも、日本でも他の場所でも海洋放出はしてますよね。そのことをもっとよく考えて、科学的な根拠が示されるのであれば、それは仕方のないことなのかなと思います」
　福島県民からも懸念の声が聞かれる中、内堀知事は「今後の動向を注視する」とした上で風評対策が重要との考えを示した。

福島県・内堀雅雄知事：「特に風評被害を受けやすい福島県内の農林水産業や観光業に対して、こういった問題によって新たな負担を生じさせることがないように対応することが重要だということであります」
　政府は４月１３日にも関係閣僚会議を開いて、海洋放出での処分を決定するとみられている。福島県は政府の決定を受けて、今後の対応を検討するとしている。
福島テレビ