[2014_05_02_03]汚染水誤移送:スイッチ誤操作が原因…東電「故意」否定(毎日新聞2014年5月2日)
 

汚染水誤移送:スイッチ誤操作が原因…東電「故意」否定

 東京電力福島第1原発で先月、非常時以外は汚染水を貯蔵できない建屋に大量の高濃度汚染水が移送された問題で、東電は2日、作業員が移送ポンプのスイッチを誤操作した可能性が高いと発表した。東電は「故意ではなかった」と説明している。
 東電は、作業に携わった社員ら94人に聞き取り調査を実施。3月20日に空調設備のスイッチを操作した作業員1人が見つかり、この時、併設されたポンプ4台のスイッチを誤って入れた可能性が高いと結論づけた。東電が誤移送を発見したのは4月13日と遅れた。これについて東電は「建屋の水位計を毎日監視しておらず、誤移送に気づくのに時間がかかった」と説明した。【斎藤有香、下桐実雅子】

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