[2019_11_28_03]<福島第一原発> 地下に溜めていた高濃度の汚染水が地中に漏れ出た恐れ(福島テレビ2019年11月28日)
 
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<福島第一原発> 地下に溜めていた高濃度の汚染水が地中に漏れ出た恐れ

 福島第一原発で地下に溜めていた高濃度の汚染水が地中に漏れ出た恐れがあることが分かった。
 地中に漏れ出た恐れがあるのは、福島第一原発1・2号機排気筒に降った雨水およそ400リットルで、2800万ベクレルの放射性物質が含まれていたと見られている。
 1・2号機排気筒は原発事故の時に格納容器内から放射性物質を含んだ蒸気を放出する「ベント」で使われ、内部が高濃度に汚染された。
 そのため、排気筒の地下で汚染水となった雨水を一時的に保管している。
 東京電力によると、10月中旬以降に何らかの原因で汚染水が漏れ出た恐れがあるとのこと。
 敷地の外への流出は確認されていないが、東京電力が対応を検討している。

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