[2020_02_20_03]茨城知事 処理水処分「白紙にし再検討を」(日テレNEWS2020年2月20日)
 
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茨城知事 処理水処分「白紙にし再検討を」

 福島第一原発から出る汚染水を浄化した「処理水」の処分方法について、政府は20日、茨城県の大井川知事に説明を行った。知事は「白紙にして再検討」するよう注文をつけた。
 福島第一原発にたまり続ける処理水については、政府の小委員会が先週、水に薄めて海に流す「海洋放出」の利点を強調した提言書を取りまとめた。
 政府の担当者は20日、提言書の内容について大井川知事に説明したが、知事は、海洋放出となれば漁業者らにとって風評被害などの影響が再び出ると懸念を示した。
 茨城県・大井川和彦知事「海洋放出なのか、蒸気で飛ばすのか、さまざまな方法があると思うが、そういうことを検討していただいて、白紙の段階でもう一度検討をするということで、ぜひお願いしたい」
 政府の担当者は「重く受け止める」と話し、今後、福島県をはじめ、千葉県や宮城県などにも説明を行ったうえで、最終的な処分方法を決定するとしている。
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