[2020_06_10_02]原発の処理水「理解なければ処分はしない」(福島県)(福島中央テレビ2020年6月10日)
 
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原発の処理水「理解なければ処分はしない」(福島県)

 福島第一原発でたまる放射性物質のトリチウムを含んだ処理水について、国の担当者は「関係者の理解なくしていかなる処分も行わない」と改めて強調した。
 第一原発では、トリチウムを含んだ処理水が溜まり続けていて、この処分方法について国の小委員会は「水で薄めて海に流す方法」と「蒸発させる方法」の二つを提言している。
 すでに国は被災自治体の全ての議会に対し説明を終えているが、今回、富岡町の要望を受け、改めて説明した。
 議員からは、議論の進め方を批判する意見や風評被害を心配する意見が出された。

■廃炉・汚染水対策現地事務所 木野正登参事官
 「関係者の理解なくしていかなる処分も行わない、というスタンスに変わりはない」
 国は、今後も自治体から要望があれば、説明に出向き、漁業関係者などから意見を聞く場も設ける予定。
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