[2021_11_08_03]福島原発周辺の「PCB廃棄物」を室蘭市で処理する計画の説明会 住民から不安の声(HTB2021年11月8日) |
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古い電気器具などに「PCB」という有害物質が含まれているのですが、その廃棄物をめぐって室蘭市が揺れています。 福島原発周辺の「PCB廃棄物」を室蘭市で処理する計画に住民から不安の声があがっています。 【説明会参加者は…】 「不安なんですよ、そういう不安なまま生活したくはない」 【説明会参加者は…】 「(福島から)動かさないでそこで何とか解決するための知見を」 今月2日に開かれた説明会。 住民たちが不安を訴えるのは、福島原発周辺の「PCB廃棄物」です。 【本吉記者レポート】 「東日本大震災により福島県で起きた原発事故。避難指示が出された地域のPCB廃棄物を、こちら室蘭市内の施設で処理することが計画されています」 古い変圧器や工場の照明器具などに使われた有害物質の「PCB」を含んだ廃棄物。福島原発周辺の対策地域にある「PCB廃棄物」は大型トラック4台分で、1つずつ放射線量を測定してから室蘭市の施設に運ぶ計画です。 【環境省担当者】 「地域住民の皆さまに影響を与えることがないと確認できたものに限って、処理を進めていきたいと考えております。」 環境省は、廃棄物の表面を削り取ることで放射能は基準値の10分の1以下になると説明していますが… 【説明会参加者は…】 「将来のことがやっぱり恐いですね」 【説明会参加者は…】 「不安なものを持ってこられる、そういう中での生活はいやです」 当初、来年1月にも処理を始める計画でしたが、環境省はまずは地元の理解を得たいとしていて、詳しい時期は決まっていません。 |
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