[2024_01_03_10]令和6年能登半島地震による志賀原子力発電所の影響について(第4報)(北陸電力_プレス2024年1月3日) |
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20:22 令和6年能登半島地震による志賀原子力発電所の影響について(第4報) 2024 年1 月3 日 北陸電力株式会社 志賀原子力発電所は、1、2号機とも定期検査により停止中であり、外部電源や必要な監視設備、冷却設備等については機能を確保しており、これまでの点検において、安全上問題となる被害は確認されておりません。 発電所に設置しているモニタリングポストの数値に変化はなく、外部への放射能の影響はありません。 志賀原子力発電所では、設備点検を継続しておりますが、これまでお知らせした事象以降、新たに確認した被害状況等について、以下のとおりお知らせいたします。 (1)2号機 励磁電源変圧器※の油漏れ(添付資料1、添付資料2) 当該変圧器の現場確認を行い、変圧器の絶縁油が約100リットル(推定)漏れていることを確認しました。また、絶縁油は堰内に収まっており、外部への影響はありません。なお、漏れた油は、変圧器上部に設置された放圧弁の動作により導油管を通じて排出されたものと推定しています。 本件につきましては国及び石川県、志賀町等関係自治体に連絡しています。 ※発電に必要な磁束を発生させる発電機のコイル(励磁装置)に電源を供給するための変圧器 (2)2号取水槽内の海水面の上昇(添付資料3) 1月1日の発電所のデータを改めて確認したところ、17時45分頃、2号取水槽内の海水面が通常より約3メートル上昇していたことを確認しました。これは海底トンネルの取水路を経た取水槽での水位上昇であり、海表面での正確な津波高さを測定しているものではありません。また、発電所の敷地高さ11メートルの地点に高さ4メートルの防潮堤・防潮壁を設置しており、発電所の設備への影響はありませんでした。 また、これまでお知らせした点検内容は別紙1のとおりです。 (後略) |
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