[2024_01_27_01]川内原発運転延長について薩摩川内市・規制委・内閣府・県など6者が市民に説明会 鹿児島(南日本放送2024年1月27日)
 
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川内原発運転延長について薩摩川内市・規制委・内閣府・県など6者が市民に説明会 鹿児島

 19:08
 原子力規制委員会が運転延長を認可した川内原発について、薩摩川内市で27日、市や原子力規制庁など6者による住民説明会が開かれました。
 薩摩川内市主催の住民説明会には市と原子力規制庁、内閣府、資源エネルギー庁、鹿児島県、九電の担当者のあわせて6者が説明に立ち、市民ら271人が参加しました。
 川内原発は1号機がことし7月、2号機が来年11月に運転開始から40年の期限を迎えますが、去年、原子力規制委員会が20年の運転延長を認可し、薩摩川内市と県も容認しています。
 27日は原子力規制庁の担当者が運転延長を認可した経緯を説明しました。
 市民からは能登半島地震を受け、地震に対する川内原発の審査の妥当性などを問う質問が集中しました。

 (薩摩川内市民)
 「(説明の)言葉は難しいが、しっかりと説明してくれていると思った」
 「安全を前提にしているとは思うが、自然災害が予想を超えてくることが多いので、市民としては心配」

 (原子力規制庁 塚部暢之・安全規制調整官)
 「(地震への心配は)当然の反応かなと思う。規制庁としても引き続き、わかりやすい情報発信や対話をやっていきたい」
 来月10日には川内原発30キロ圏の自治体や住民が参加する県の原子力防災訓練があります。
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