[2024_01_31_05]能登半島地震で孤立集落…伊方町を巡り知事「国の見直し受けて県の考え見直す」【愛媛】(テレビ愛媛2024年1月31日)
 
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能登半島地震で孤立集落…伊方町を巡り知事「国の見直し受けて県の考え見直す」【愛媛】

 17:38
 能登半島地震では道路が寸断され多くの集落が孤立状態になりました。愛媛県でも同じような地形的リスクがあるのが佐田岬半島の伊方町。県は南海トラフ巨大地震で「集落が孤立する可能性はない」としているものの、中村知事は31日の会見で、国による被害想定の見直しを受け必要があれば、想定を見直す考えを示しました。
 被災地の能登半島では、震度7の揺れを観測し各地で道路が寸断され多くの集落が孤立。救出活動や救援物資の運搬などに影響が出ています。
 愛媛でも同じような地形的リスクと事態が懸念されるのが、佐田岬半島にある伊方町。中村知事は会見で今後の対応の見解を示しました。
 中村知事:
 「伊方町の調査で『孤立の可能性のある集落はない』という報告になってますけれども、現在、国が被害想定見直しも行っております。今後、県の地震被害想定もそれに伴って見直す必要が出てくる可能性があります」
 国の見直し内容によって県も今後、必要があれば伊方町と協議し被害想定を見直す考えを示しました。
 また能登半島地震への支援の状況も説明。愛媛からは松山赤十字病院の災害派遣医療チーム(DMAT)のほか、災害対策本部のサポートのため県職員を派遣するなど、30日までの約1カ月間で975人で支援にあたっています。
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