[2024_01_17_07]原発の安全性など正しく発信 能登半島地震で電事連が初の特設サイト(産経新聞2024年1月17日)
 
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原発の安全性など正しく発信 能登半島地震で電事連が初の特設サイト

 18:14
 能登半島地震の近隣の原子力発電所への影響に関して、客観的かつ正確な情報発信を行おうと、大手電力各社が加盟する電気事業連合会が、ホームページ内に特設サイトを立ち上げた。北陸電力志賀原発(石川県志賀町)を中心に被災情報が随時更新される中、原発の安全性に対する誤った情報発信が広がることを防ぐ。自然災害の原発への影響に関し、特設サイトを立ち上げるのは初めて。
 北陸電をはじめ各電力は原発の状況について、随時情報を出している。ただ、地震発生直後は安全確認や停電への復旧対応なども並行して行っており、人的資源の制約もある。そのため、電事連として原発関連の情報発信支援を強化することにした。
 交流サイト(SNS)上では古い情報や不正確な情報を基に不安をあおるような発信も散見される。電事連では、正確な状況を北陸電などから聞き取り、精査して特設サイトで11日から公表している。
 特設サイトでは、志賀原発について、1号原子炉建屋地下2階で最大値399ガルの揺れを観測したが、設計上は600ガルの揺れに耐えられる耐震性を備えているとし、安全性が確保されていることを示している。
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