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【速報】石川県内で6件の生き埋め事案発生か 石川県の馳知事は自衛隊に派遣要請 令和6年能登半島地震
　19:10
　1日午後4時過ぎに石川県能登地方を震源とする地震があり大津波警報が発表されたことを受け、林芳正官房長官は午後6時半ごろ記者会見し、住民に避難を呼びかけるともに、石川県で建物倒壊による生き埋めが6件発生するなどしており、被害状況を確認中だと説明した。
　林長官は、「警報が発表されている地域には、高いところで5メートル程度の津波が予想されている。一刻を争う。直ちに高台や津波避難ビルなどの安全な場所に避難をしてください」と呼びかけた。
　林長官によると、志賀原発をはじめ原子力発電所に異常はないことが確認されている。
　午後6時までに多数の110番通報や19番通報の他、家屋の倒壊などの被害が確認をされており、林長官は「被害の全容把握に向け、全力を挙げて情報収集に努める」と述べた。
　詳細不明だが、石川県で建物倒壊などによる生き埋めが6件発生しているという。
　ライフラインについては、停電は午後6時時点で、石川県などで3万3千戸発生している。
　ガス・水道の状況は確認中。
　通信障害は、石川県と新潟県で、携帯電話のサービスに支障が出ている。
　高速道路は、5線7区間で通行止めが発生。
　新幹線は、上越新幹線、北陸新幹線の一部で運転見合わせとなっている。
　能登空港では、滑走路を閉鎖中だ。
　政府は、災害対策基本法に基づき、特定災害対策本部を設置した。午後8時より第1回特定災害対策本部会議を開催する予定だ。
　さらに馳浩知事から自衛隊に対し派遣要請がなされた事も明らかにした。