【記事24980】浜岡原発 全面停止へ 首相、中部電に要請 地震・津波 対策不十分 保安院「おおむね2年」 中部電首脳「要請重い」 安全重視に立つ決断(東京新聞2011年5月7日)
 

※以下は上記本文中から重要と思われるヶ所を抜粋し、テキスト化したものである

 中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)は六日、地震、津波対策を強化するまでの間、すべての原子炉の運転を停止する見通しになった。菅直人首相は六日夜の記者会見で浜岡原発について今後、発生する可能性が高い地震、津波に対して十分な安全性が確保されていないことを理由に稼働中の4、5号機を含め「すべての原子炉を停止すべきだと判断した」と表明。首相の方針を受け、海江田万里経済産業相は中部電力に全面停止を要請した。中部電力は六日夜、要請内容を「迅速に検討」する考えを強調。要請を最終的には受け入れ、全面停止に踏み切る見通しだ。(中略)
 浜岡原発が東海地震の震源域に位置し、文部科学省の地震調査研究推進本部が今後三十年以内にマグニチュード(M)8程度の地震が発生する可能性を87%と予測していることも指摘した。(後略)

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