【記事92630】四電 伊方3号機次期定検期間1か月延長(愛媛県)(南海放送2019年12月12日)
 
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四電 伊方3号機次期定検期間1か月延長(愛媛県)

 四国電力は伊方原発3号機の次の定期検査を、通常より1か月ほど長い期間で行うとする予定を示した。
 これは四国電力が会見で明らかにしたもので、今月26日からの伊方原発3号機の定期検査について、通常の検査に加え大型の設備工事を行うことから通常およそ3か月のところを1か月ほど延長して行うという。
 具体的な工事としては、原子炉の制御に関係する重要な装置を最新のものに交換するほか、新規制基準に適合するよう電気盤のショートによる火災への対策を行う。
 また四国電力は、南海トラフ地震の臨時情報が発表されても、設備に異常が確認されなければ、伊方3号機の運転を停止しない考えを示した。
 四国電力の山田研二原子力本部長は「南海トラフで直接的に影響を受けるのは太平洋側の発電所で、そのための安定供給をするためには伊方発電所は重要な電源」との見解を示した。
一方で、山田本部長は、臨時情報発表の際には、原子力規制庁や伊方町などと連携しながら対応したいとも話している。

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