[2021_12_10_07]緊急着陸の空自F35 システムに不具合(東奥日報2021年12月10日)
 
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緊急着陸の空自F35 システムに不具合

 東奥日報2021年12月09日18時20分
 航空自衛隊三沢基地は9日、F35A最新鋭ステルス戦闘機が8日に函館空港へ緊急着陸した原因は、機体に搭載されているコンピューターシステムの一部に不具合が生じたためと発表した。コンピューター交換を含む機体整備を9日中に終える見通し。作動点検を行い健全性が確認されれば、10日にも三沢基地へ帰還するとみられる。
 空自によると、コンピューターシステムの一部不具合は過去にも発生したが、安全に着陸していた。この理由により民間空港へ緊急着陸したのは、今回が初めて。
 空自トップの井筒俊司航空幕僚長は9日の記者会見で「心配と迷惑を掛け、おわび申し上げる。再発防止に努め、安全に引き続き万全を期す」と述べた。
 三沢市基地安全対策連絡調整会議は9日、空自三沢基地に対し、整備点検に万全を期すことや再発防止を要請した。
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