[2023_04_12_01]再処理申請書不備 原燃社長から聴取 本県自民国会議員団(東奥日報2023年4月12日)
 
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再処理申請書不備 原燃社長から聴取 本県自民国会議員団

 本県の自民党国会議員団は11日、認可審査が長期化している六ヶ所再処理工場の現状について、日本原燃の増田尚宏社長から都内で説明を受けた。課員が集まって事業者幹部の説明を直接聴取するのは異例。相次ぐ申請者の不備に対し、議員から「重大な事故につながらないよう再発防止策の徹底を」と要求が出た。
 説明会は、議員団が増田社長を招いて非公開で行われた。津島淳・自民県連会長は冒頭、「県民の代表である国会議員として、再処理工場の課題に対する認識を共有したい」と述べた。
 議員らは「原燃のミスは軽微な内容が多く、(資料の誤記や書き換えにより審査が中断した)日本原子力発電・敦賀原発2号機との違いを明確に示すベきだ」などと発言。申請書の不備に関する原子力規制委員会との議論の内容を、速やかに県と村に報告してほしい−との要望もあったという。   (加藤景子)

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