[2019_10_17_05]低レベル廃棄物 データを誤入力 日本原電、六ケ所搬入(東奥日報2019年10月17日)
 
 日本原子力発電は16日、2016年10月に敦賀原発から運び出し、六ヶ所村の日本原燃・低レベル放射性廃棄物埋設センターに搬入した低レベル放射性廃棄物115本について、放射能量の評価に用いたデータに入力の誤りがあったと発表した。暫定的に正しい値で評価し直したところ、埋設施設への搬出基準を下回っていることが確認されたという。
 廃棄物は、金属類やコンクリートなどを溶かしてモルタルで固めた固化体。原電によると、12年以降、放射能濃度の評価用の重量を変更する必要があったにもかかわらず、継続して変更前の値を用い、重量を低く見積もっていたという。日本原燃によると、原電側から15日に入力誤りの連絡があった。搬入された廃棄物はすでに埋設済み。
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