[2023_12_20_02]東海再処理施設、ガラス固化の完了10年延期 38年度に(日経新聞2023年12月20日) |
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19:40 日本原子力研究開発機構は20日、廃止措置を進める東海再処理施設(茨城県東海村)で高レベル放射性廃液をガラスで固める作業の完了時期について、2028年度末から38年度末に延期すると原子力規制委員会に報告した。固化の状況や工程の遅れなどを踏まえて見直した。 同施設は使用済み核燃料をリサイクルする日本初の再処理工場。880本のガラス固化体をつくる計画だが、不具合もあり、現時点では354本にとどまる。 機構によると、固化処理は22年10月を最後に停止しており、現在は溶融炉を更新している。当初は24年度末に再開する予定だったが、機器の不具合や追加作業などが発生し、26年度にずれ込む見通しだという。 |
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