[2023_10_06_01]北海道電、泊原発の防潮堤海抜19メートルに(東奥日報2023年10月6日)
 
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北海道電、泊原発の防潮堤海抜19メートルに

 北海道電力は5日、泊原発(泊村、停止中)に新設する防潮提の高さを、海抜16.5メートルから19メートルに変更する方針を原子力規制委員会の審査会合で示した。津波と地滑りの同時発生や高潮を考慮した結果、想定する津波が高くなったため。
 原発の敷地は海抜10メートルにあり、新たに示された防潮提の地表からの高さは9メートルとなる。ただし想定する津波の高さは正式に決まっておらず、審査結果次第でさらに高くなる可能性がある。
 北海道電は泊1〜3号機の再稼働を目指しているが、規制委の審査が10年以上続いている。既設の防潮堤は、地震で地盤が液状化する恐れがあるため撤去している。
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