[2023_08_28_12]高浜1号機が営業運転入り 国内で最も古い原発、関電(東京新聞2023年8月28日)
 
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高浜1号機が営業運転入り 国内で最も古い原発、関電

 2023年8月28日 23時17分 (共同通信)
 関西電力は28日、7月に再稼働させた高浜原発1号機(福井県高浜町)で最終検査を終え、営業運転に移行させたと発表した。1号機は1974年の営業運転開始から48年が経過し、国内で最も古い。
 関電は7月28日、原子炉を起動し、2011年以来12年ぶりに稼働させた。翌29日に核分裂が安定して続く「臨界」に到達、8月2日には発送電を開始した。原子炉の出力を徐々に上げてフル稼働の状態に到達し、同28日に各設備の運転状態や蒸気タービンの回転数などの値に異常がないことを確認した。
 高浜1号機は関電美浜3号機(同県美浜町)に続く国内2基目の40年超運転となる。岸田政権が昨年原発の最大限活用を打ち出してから初めて新たに再稼働した原発になった。
 9月中旬には、運転開始から47年となる高浜2号機も再稼働する予定。廃炉中を除いた関電の全原発7基が運転することになる。
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