[2022_09_21_07]規制庁管理職が検査官証持たず原発入構(khb2022年9月21日)
 
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規制庁管理職が検査官証持たず原発入構

 原子力規制庁は管理職2人が原発や核燃料施設の検査の際、検査官証を持たずに入構していたと明らかにしました。
 規制庁によりますと、2人は室長・企画官級の管理職で、今年7月から9月にかけて青森・六ケ所村の核燃料再処理施設や関西電力の高浜原発など4原発に炉規法上携帯が義務付けられている検査官証を持たずに入構していました。
 2人は7月、検査部門に異動しましたが、異動情報が検査官を総括する部署に共有されていなかったため、2人の検査官証が発行されておらず、2人も携帯が必要だと認識していなかったということです。
 原発や再処理施設などに入構する際、検査官証の提示が求められることはまれで、制度の形骸化が背景にあるとの指摘もあります。
 規制庁を巡っては去年10月、検査官証など11枚の紛失が明らかになったばかりで、規制庁は「再発防止に全力を尽くしたい」とコメントしています。
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