[2014_05_31_01]志賀原発の廃棄物 測定ミスで輸送送れ(東奥日報2014年5月31日)
 
 北陸電力志賀原発(石川県)で生じた低レベル放射性廃棄物入りのドラム缶560本について、六ヶ所村の埋設施設に輸送する前に北陸電が実施した放射性物質の測定でミスがあったことが30日、分かった。再測定が必要となったため輸送の予定が約2カ月遅れることになった。
 北陸電は「原発本体の安全性には影響がない」として、ミスを地元自治体に報告せず、公表もしないとしている。
 ミスが見つかったドラム缶は、プラスチックや金属のごみなどの低レベル放射性廃棄物を入れてモルタルで固めたもの。ドラム缶表面の汚染密度を測定する機器を設定する際、作業員が入力する数値を誤っていた。
 埋設施設を運営する日本原燃が志賀原発で実施した検査でミスが発覚した。
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