[2022_11_12_03]島根原発事故を想定の避難訓練 初めて自家用車での避難も…(島根・松江市など)(山陰中央テレビ2022年11月12日)
 
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島根原発事故を想定の避難訓練 初めて自家用車での避難も…(島根・松江市など)

 島根原発の事故を想定した住民の避難訓練が12日に実施され、今回初めて一部の住民が自家用車での避難に臨みました。
 午前8時半、島根原発が立地する松江市をはじめ、30キロ圏内にある山陰両県6市に避難情報の配信テストが行われました。
 訓練は松江市で震度6弱を観測する地震が発生し、2号機の原子炉で冷却機能が失われたという想定で行われました。
 参加したのは両県で42機関、約1000人。住民の参加は2年ぶりで、今回が初めてとなった自家用車を使った訓練では、松江市大野地区の住民が実際の避難ルートを走って飯南町まで移動しました。
 住民インタビュー
 「検査をして、除染するところを見学することができて良かった」
 「本当の災害時は、何台の車が上がれて来るのか?それを考えると動かなくなるのでは?と感じた」
 島根原発2号機の再稼働に地元が同意して以来、初となる今回の訓練。
 島根県は結果を検証し、避難計画の実効性を高めていくとしています。

山陰中央テレビ
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