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中国電力との「島根原発安全協定」改定案 市長が受け入れを表明（鳥取・境港市）
　境港市の伊達市長は、7日、中国電力から示された島根原発の安全協定の改定案を受け入れると表明しました。これで、県と米子市をあわせ、関係する鳥取県側周辺自治体の意見が出揃いました。
　市長の表明を前に、7日、境港市議会であった改定案をめぐる全員協議会。改定案の可否については、14人の議員のうち、13人が可、1人が否という結果。
　この中身について、中国電力は、先月、原発トラブル時に、必要に応じて原子炉の停止を求めることができる「措置要求権」を認める案を示していました。会見で伊達市長は…
　境港市・伊達市長：
　「皆さんが『了』としたところなので、私も『了』と判断したい」
　境港市では議会としての採決は行われず、各議員の意見を踏まえ、市長が判断した形です。鳥取県と米子市はすでに受け入れ表明しているため、今後、詰めの協議を経て、中電に対する鳥取県としての改定案受け入れは、3月中にも正式に行われる見込みです。