[2021_09_17_05]島根原発について 鳥取県知事が国に要望 「30キロ圏内の緊張感知るべき」 (日本海テレビ2021年9月17日)
 
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島根原発について 鳥取県知事が国に要望 「30キロ圏内の緊張感知るべき」

 島根原発2号機が再稼働に必要な原子力規制委員会の審査に合格したのを受けて16日、国が鳥取県の平井知事に対して政府の方針を示した。平井知事は周辺自治体としての厳しい状況を訴えた。
 鳥取県 平井伸治知事:「立地自治体(島根県・松江市)とちがって、周辺自治体は被害しかない。その辺の緊張感をもっていることを皆さん(国)は知るべきだと思う。」
 原発から30キロ圏内に境港市、米子市の一部が入っていることなどから16日資源エネルギー庁の保坂伸長官が鳥取県の平井知事とオンラインで会談した。
 保坂長官は政府として島根原発2号機の安全が確認されたことで、再稼働を進めていく方針であることを伝え、再稼働への理解と協力を求めた。
 これに対し平井知事は財源措置が無い中避難訓練などの対策を実施している状況を訴え再稼働の判断で立地自治体と同じように扱うよう中国電力に指導して欲しいと政府に要望した。
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