[2021_07_08_05]7月1日から開始の安定ヨウ素剤事前配布の周知を要請 鹿児島県(鹿児島ニュースKTS2021年7月8日)
 
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7月1日から開始の安定ヨウ素剤事前配布の周知を要請 鹿児島県

 原発の事故に備えた安定ヨウ素剤について、市民グループが7月1日から始まった事前配布の申請をさらに周知するよう、鹿児島県に要請しました。
 要請したのは、川内原発30キロ圏住民ネットワークのメンバーです。
 安定ヨウ素剤は、原発事故が発生して放射性物質が漏れた場合に前もって服用すると、甲状腺に放射性ヨウ素がたまることを予防します。
 県は2018年度から川内原発から30キロ圏内で緊急時に受け取りが難しい高齢者や妊婦、乳幼児らを対象に安定ヨウ素剤を事前に配布しています。
 県によりますと、昨年度までに30キロ圏内で希望した2272人が安定ヨウ素剤を受け取っていて、今年度は7月1日から事前配布の申請が始まっています。
 要請書では、7月1日からの申請開始を積極的に広報することや、申請の要件を緩和してより多くの人が安定ヨウ素剤を受け取れるようにすることなどを求めています。
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