[2020_12_03_01]反原発の市民団体 原子力政策に批判的な専門家を加えるよう知事に要望 鹿児島(鹿児島ニュースKTS2020年12月3日)
 
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反原発の市民団体 原子力政策に批判的な専門家を加えるよう知事に要望 鹿児島

 川内原発の安全性などを審査する鹿児島県の専門委員会について、反原発の市民団体が、12月の改選期に原子力政策に批判的な委員を加えるよう求める要望書を、塩田知事宛に提出しました。
 要望書を提出したのは「反原発・かごしまネット」など2つの市民団体です。
 川内原発の安全性などを検証する県の専門委員会について塩田知事はマニフェストで「原発の20年運転延長問題を議論するため、原子力政策に批判的な専門家を入れる」とマニフェストに掲げています。
 現在の委員の任期は12月までですが、塩田知事は10月の委員会の会合で今回はメンバーを入れ替えず、次の任期に当たる2022年12月での入れ替えを示唆していました。
 市民団体のメンバーは「川内原発1号機の運転延長の申請期限は2023年7月で、新たな専門委員での議論の期間が半年あまりしかない」などとして塩田知事に今回の改選期で委員を入れ替えるよう要望しました。
 反原発・かごしまネットの向原祥隆代表は「20年延長問題というのは色々なことを検討しなければならない。検討のテーマが多岐にわたる。問題点を整理するだけでも結構な時間がかかる。できるだけ早く、今回の12月の改選期に(原子力政策に批判的な専門家を)入れてほしい」と述べました。
鹿児島テレビ
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