[2020_11_17_02]再稼働迫る川内原発1号機 反対派が抗議活動 鹿児島・薩摩川内市(KTS鹿児島テレビ2020年11月17日)
 
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再稼働迫る川内原発1号機 反対派が抗議活動 鹿児島・薩摩川内市

 全国で初めてテロ対策施設が完成した鹿児島県の川内原発1号機は17日夜、原子炉を起動する予定ですが、再稼働に反対する市民団体が、川内原発のゲート前で抗議活動を行いました。
 抗議活動を行ったのは、ストップ川内原発!3.11鹿児島実行委員会で、参加者は、「事故が起きないという保証はどこにもない。再稼働するな」などと声を上げました。
 テロ対策施設は、新しい規制基準に基づいて設置が義務づけられています。
 川内原発1号機は施設の完成が期限に間に合わず、2020年3月に運転を停止しましたが、11月11日に全国で初めてのテロ対策施設が完成し、運用を開始しました。
 委員会では、原発運転20年延長に反対する横断幕を掲げながら、「私たちは特重施設(テロ対策施設)が完成したとしても、原発の安全性が高まるとか、危険性が緩和されるとは全く考えていない」と、九州電力・池辺社長あての要請書を読み上げ、抗議しました。
 九州電力によりますと、川内原発1号機は17日夜、原子炉を起動し、19日に発電を再開する予定で、来月中旬の通常運転復帰を目指しています。
鹿児島テレビ
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