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川内原発１号機　発電再開を１週間前倒し（鹿児島県）
　九州電力は１３日、現在、停止している川内原発１号機の発電の再開を、予定より１週間早め今月１９日から行うことを明らかにした。
　九州電力は、今月２６日に予定していた川内原発１号機の発電再開を、１週間前倒し今月１９日に行うと発表した。今月１７日に原子炉を起動し、再稼働する予定。川内原発はこれまで、福島第一原発の事故後に義務付けられたテロ対策施設の設置が期限内に間に合わず、１、２号機ともに停止していた。
　１号機のテロ対策施設が１１日、国の最終的な検査に合格。施設が完成した。九州電力によると、完成が予定より早まったため、発電の再開も１週間前倒しになったという。
　テロ対策施設は原子炉建屋から１００ｍ離れた場所に建設され、原子炉建屋が航空機の衝突などテロ攻撃を受けても、施設から遠隔で操作して放射性物質が漏れるのを防ぐ。テロ対策施設が完成したのは全国で初めて。
　２号機のテロ対策施設は来月中旬に完成する見通しで、来月２６日に発電の再開を予定しているという。