参照元
川内原発 発電再開1カ月前倒し テロ対策施設の工期短縮
　テロ対策施設の設置工事のために運転を停止している鹿児島県の川内原発1・2号機について、九州電力は工期短縮の見通しが立ったとして発電の再開を当初の予定より1カ月前倒しすると発表しました。
　原子力規制委員会は新しい規制基準に基づいてテロ対策施設の設置を義務づけていますが、川内原発1・2号機では施設の完成が期限内に間に合わず運転を停止しています。九州電力ではテロ対策施設の工事を急ぎ、工期短縮の見通しが立ったことから1・2号機の発電再開を当初の予定より1カ月前倒しすると発表しました。
　再開は1号機が来月26日、2号機が12月26日を予定しています。テロ対策施設の工事は8月末時点で9割ほど進んでいるということです。