[2023_11_14_04]「下北から完全撤退を」 反核燃市民団体 青森で合同集会(東奥日報2023年11月14日)
 
参照元
「下北から完全撤退を」 反核燃市民団体 青森で合同集会

 反核燃を訴える市民団体の合同集会が12日、青森市のねぶたの家ワ・ラッセで開かれた。「下北半島から原子力施設の完全撤退」を盛り込んだ集会アピールを採択。13日には県などに公開質問状を提出した。
 核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団の山田清彦事務局長が、六ヶ所再処理工場(六ヶ所村)をはじめ、日本原燃の各施設を巡る現状を中心に講演。花とハーブの里(同村)の菊川慶子代表らが近況を報告した。
 採択した宣言では「再処理工場着工から30年が経過した今でも建設途上であることは、日本の原子力技術の限界を示している」と指摘。使用済み核燃料を巡って政府が掲げる「全量再処理」からの転換を訴えた。
 集会には約30人が参加。反核燃団体は11日、むつ市内でも集会を開催した。
     (佐々木大輔)
KEY_WORD:ROKKA_: