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[2024_11_01_10]女川原発の再稼働 「震災反省生かして」 原燃社長(東奥日報2024年11月1日) | ![]() |
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参照元
04:00 日本原燃の増田尚宏社長は31日、青森市内で定例記者会見を開き、29日に再稼働した東北電力女川原発2号機(宮城県)について、「東日本大震災の反省を設備や訓練に反映してくれることを願う」と述べた。震災当時は東京電力福島第2原発の所長を務めていたことから「(女川には)震災を経験しリスクを理解している心強いメンバーが残っている」とした。 女川と福島第2は震災で津波の襲来を受けたが、大事故は免れた。増田社長は元所長の立場から再稼働に対し「震災を通じて分かった原発の弱さに対応できることが必要」と指摘。「タイヤがパンクしない車を作るより、パンクしても安全に停止し、自分で取り換えられる道具を持って訓練することが大事」と強調した。 中間貯蔵施設(むつ市)で最長50年保管する使用済み核燃料の搬出先として、国は原燃・再処理工場(六ヶ所村)を想定。増田社長は、操業目安の40年を超えた再処理工場の長期運転実現への主な課題として、部品などのサプライチェーン(供給網)の維持、技術継承を挙げた上で「現行のエネルギー基本計画のような(原発依存度低減の)表現があると、企業が投資しようとせず枯れていく」と危機感を示した。 (佐々木大輔) |
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