[2014_11_16_02]大間原発の安全審査 年内申請 「許せない」(東奥日報2014年11月16日)
 
 大間町で建設中の電源開発(Jパワー)大間原発に反対する県内外の市民団体などが15日、同町の内山公園で「さようなら原発 青森・北海道合同集会」を開いた。Jパワーが13日、年内にも原発の安全審査を原子力規制委員会に申請する方針を示したのに対し、参加者は「断じて容認できない一と強く反発した。
 県反核実行委員会、北海道平和運動フォーラムなどの主催で、約500人(主催者発表)が参加。原発近くの地権者、小笠原厚子さんは「福島第1原発事故が起きたのに、世界で例のない危険なフルMOX原発を進めることが信じられない。何としても原発を止めたい」と強調した。
 集会アピールでは、津軽海峡対岸の函館市が国とJパワーに原発の建設差し止めを求めている訴訟や、関西電力大飯原発の運転差し止めを命じた福井地裁判決などを踏まえ、Jパワーの審査申請を「見切り発車」と厳しく断じた。。
 参加者は集会後、町役場から大間フェリーターミナルまでデモ行進した。
 (都築理)
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