[2023_05_19_03]宮城県の核燃料税引き上げ 総務省が同意(産経新聞2023年5月19日)
 
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宮城県の核燃料税引き上げ 総務省が同意

 総務省は19日、宮城県が東北電力女川原発に課す「核燃料税」の変更に同意した。税率を現行の15%相当から17%相当に引き上げるほか、新たに廃炉作業中の軽減措置を設けた。期間は6月から令和10年6月まで。女川2号機と3号機が再稼働した場合、年度平均で約9億4千万円の税収が見込まれる。
 稼働中の原子炉に挿入した核燃料の価格に応じて課税する「価額割」を12%から8・5%に変更。一方、原子炉の熱出力に応じた「出力割」を3・0%相当から8・5%相当に引き上げるため、全体では17%相当になる。廃炉作業中の女川1号機は、出力割を約半分の4・25%に軽減する。
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