[2023_02_22_08]女川町の避難道整備30億円負担 東北電力が県に協力金〈宮城〉(仙台放送2023年2月22日)
 
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女川町の避難道整備30億円負担 東北電力が県に協力金〈宮城〉

 東北電力は2月22日、女川町の県道整備事業について県負担分のほぼ全額を支払うと明らかにしました。県道は女川原発の避難道路として活用を見込んでいて、負担はおよそ30億円に上ります。

 東北電力 樋口康二郎 社長
 「当該路線の早期整備に向け、事業者として協力をさせていただくことにした」

 東北電力の樋口康二郎社長は、記者会見でこのように話し、女川町で計画されている総事業費およそ67億円の県道整備事業のうち、県負担分のおよそ30億円を東北電力が支払うと表明しました。
 東北電力は去年、女川原発で重大事故が起きた際の避難道路の整備費用について、30億円を上限に負担する協定を県と締結していたということです。道路が整備されるのは、女川牡鹿線の大谷川浜から小積浜の間のおよそ1.8キロの区間です。県道石巻鮎川線と直結し、車でおよそ17分かかった区間が3分ほどで行き来できるようになる見込みです。
 工事は来年度着工で、およそ30億円は工事の進行に合わせて東北電力が県に協力金として支払うということです。
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