[2020_11_11_12]女川原発2号機の再稼働“同意”に…「妥当」「心配」 宮城県民は!?(仙台放送2020年11月11日)
 
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女川原発2号機の再稼働“同意”に…「妥当」「心配」 宮城県民は!?

 女川原発2号機の再稼働に村井知事が「同意」しました。今回の知事の判断、原発が立地する自治体の住民や周辺の自治体などはどのように捉えているのでしょうか?
石巻市民
 「逃げるのにどうするのかなと思って。事故発生時、地元に戻って来れるかな」
石巻市民
 「何かあった時は小さい子供、家族もいるから大丈夫かという心配もありつつ、原発で働く人もいるので、頑張ってほしいという気持ちもありつつ、半々な気持ちです」
女川町民
 「女川町議会、石巻市議会が承認したし、県知事の判断…妥当だと思う」
仙台市民
 「まだ早い。福島の汚染処理水も土に埋めるか、どこに置くのか分からないけど、核のごみをこれ以上増やすわけにはいかない」
 一貫して再稼働に反対の姿勢を示してきた、美里町の相沢町長は…。
再稼働に反対 相沢 美里町長
 「9日開催の市町村長会議で多くの首長が不安をもって、2時間もかかる議論をした中で、次の次の日に地元同意は非常に拙速だと思う。被災地で日本で初めての原発再稼働にかじを切ったということは、非常に責任もあるし、大きな責任を背負ったんだろうなと思っています。そういうふうな判断をしたことは非常に残念に思っています」
 村井知事の「再稼働同意」を受け、東北電力は「重く受け止める」とした上で「引き続き発電所の安全性向上に全力で取り組み、当社の取り組みについて1人でも多くの方からご理解いただけるよう、わかりやすく丁寧な情報発信に努めてまいりたい」としています。
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